PHASE-01「怒れる瞳」



〜ストーリー〜


2004年10月09日、『機動戦士ガンダムSEED』放送終了から約1年、
ガンダムSEEDの続編として放送が始まった『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』
前作の第38話「決意の砲火」より物語は始まる。
突然の戦火に巻き込まれ逃げ惑う市民たち。
その最中、両親と妹を目の前で失った少年がいた。
崩壊していくオーブ、頭上を飛び去るガンダム、故郷の無残な光景。
彼はザフトに渡り心に誓う。 「力だ、力がなければ駄目なんだ」
彼はザフトで赤服(エリートパイロット)となる。
そう、その少年こそが、今作の主人公シン・アスカ。
新たなる力、新たなる敵、新たなるガンダム・・・・・・
ナチュラルとコーディネーターの争いに、決着はついていなかった。
奪い・・・奪われ・・・追い・・・追われる。
ザフト・地球連合、オーブ、3つ巴の運命のドラマが今、切って落とされた。

SEED DESTINYはコズミック・イラ73年、前作が終了してから2年後の物語。
オーブの代表となったカガリは、アスランと共にザフト最高評議会議長である
ギルバート・デュランダルのもとを訪れる。
ギルバートは亡きシーゲル・クラインの思想を踏襲し、ナチュラルとの融和をはかる。
がしかし、その手段は力を持つことであった。
新型モビルスーツの建造が進むザフト。そんな中、3人の少年・少女、
ステラ・スティング・アウルがザフト軍工場に忍び込んでいた。
ナチュラルとは思えない戦闘能力を発揮して警備を突破した3人の前には、
ザフト軍が建造していた他のモビルスーツとは違う異色な3機の機体があった。
起動の際、アウルがつぶやく。「OK、情報通り」と。
警報が鳴り響くザフト、周辺を破壊し尽くす3機。
カガリとアスランはその機体を見て驚く。「が、ガンダム!?」
そう、彼らが奪取した機体こそ、ザフト軍の新型起動兵器、
ガイアガンダム、カオスガンダム、アビスガンダムだったのである!
砲火の中発見したザクウォーリアーに乗り込む2人。
アスランが叫ぶ、「こんなところで君を死なせるわけにいくか!」
ステラの操るガイアガンダムとの交戦が始まった。
押され気味のザクの背後に現れる、スティング操るカオスガンダム!
カオスのビームサーベルによって片腕を切られてしまうザク。
その時、背後からカオスガンダムへ砲撃が加えられた。
空中で複数のパーツとドッキングし、モビルスーツへと変形した機体。
先刻、戦艦ミネルバから発進したシン・アスカの乗るインパルスガンダムである。
彼は叫ぶ、「何でこんなことを・・・また戦争がしたいのか!あんたたちは!!」
今このとき、新たなるナチュラルとコーディネーターの戦争の幕開けとなるのだった・・・



〜感想〜


まずはイントロ部分から行きましょうか。
シンの家族が地球軍×オーブ軍の戦いで死んでしまい、それが原因で
シンがザフトに渡るというのは前情報通りだったわけですが、
疑問なのは、シンの家族を殺めた直接の原因となったのは何だったのか、ということ。
観た感じでは、カラミティーとフリーダムの交戦が原因だったようです。
それでは、地上に居たシン達を襲ったビーム兵器を放ったのはどちらか。
考えなくてもわかることですね。空を飛んでいたフリーダムでしょう。
たぶん、物語が進み、キラが出てきて、この事実をシンが知ることで
キラとシンが戦うシーンが出てくるのではないでしょうか。(あくまで予想です)

続いてOP。歌は前作に引き続き、福田監督お気に入りの「T.M.Revolution」
今回もアツイ、ガンダムっぽい曲に仕上げてくれてあります。必聴。
そしてムービー。前作もそうでしたが、物語の確信をついた映像が用いられることが多く、
今回もそのようです。以下詳しく見ていきましょう。

まず、キラ×アスラン×シンのカット。これについては特に意味はなさげ。
SEED〜SEED DESTINYへの流れを表した感じですね。キラが登場するという意味もあるかも。

続いてギルバート×レイ×ネオのカット。ギルバートとレイは、本編を観れば分かるように
何か関係がありそうです。そしてネオ。仮面の男。見た感じラウ・ル・クルーゼですね。
ですが、レイの声を関俊彦さんがあてていることもあり、もしかしてムウの可能性も。
第2話でしゃべるようですのでそれを聴けばわかる・・・かもしれません。
ちなみにギルバートの声は池田秀一さんです。言わずと知れたシャアです(笑)

ザフト側3人の発進シーンは良かったですねぇ。堅っ苦しくなく、いい感じです。
更に、各キャラと搭乗機の紹介シーン。イザークとディアッカらしき人物の姿も。

そしてサビへ。シン×ステラのカットは深い意味があるのかないのか。
アークエンジェル(とマリュー×アンディー)、フリーダム(キラ×ラクス)の姿も。
そのあとに、キラ×シンの戦ってるカットもあります。ここらへんは怪しいですね。
福田監督いわく、重要カットもありつつ、ダミーもある、ということですので、
ここらへんではないかと。
前作ファンからしてみればいろいろ期待するところもあるでしょうけど。

本編に目を移して、細かいところをついていくと、
ギルバートとレイの関係、アスランとステラが視線を交わした意味、
地球軍ガンダムパイロット3人が何故ガンダムを操縦できるのか、
というあたりが疑問が残るところでしょうか。
いずれにせよ第1話は、導入・キャラ紹介という意味合いが強いようで、
注目すべきは第2話以降と考えていいかと思います。
覚えておかねばならないのは、シンの最後のセリフ、
「また戦争がしたいのか、あんたたちは!」
シンは地球軍への復讐を誓っているのかと思っていたのですが、
このセリフを聞く限りでは、あまり戦争を望んでいるわけではないとも受け取れます。
乗っているのがコーディネーターだと思っているからでしょうか。
シンの今後の立場が見える1フレーズであるかもしれませんね。

最後にEDに目をむけましょう。前作のキャラも出てきておりました。
まずインパルスに座っているラクス(?)はダミーと見て間違いないかと。
イザーク・ディアッカ・マリュー・バルトフェルド・ラクス、そしてキラ、
これらのキャラがどのように今作に絡んでくるのかが見所。
SEED DESTINY ASTRAYの主人公ジェスの姿もありましたが、出るのか?
そして、バックにはアークエンジェルの姿があります。これも見所。
最後に串刺しになっていたMSはフリーダムか?
前作は、座っているキャラが死ぬキャラであることが多いなど、
何か法則性がありましたが、今回は果たして!?


以下は私のオタク的側面から捉えてみたいと思います。

まず、マユがかわいかった、ルナマリアがかわいかった、ステラかわいきれいだった(何
ヒロインは今回も良いですね。・・・それはいい。
でもどーしてメイリンちゃんの姿がないのか。声だけ……ぐすん。
でもまあ声が聴けたからいいや。メイリンちゃんが一番好き。むしろ折笠さんが好き(笑)
来週はメインで出せ!!

それから、レイの声が関俊彦さんでしたね。クルーゼか、クルーゼなのか!?

そしてそして、シン、彼はいいですねぇ。「ラッキーすけべ」(笑)
いいキャラです。そしていい響きです。ラッキーすけべ。流行語大賞間違いありませんね(ぇ

とまあこんなところでしょうか。次回も期待していいでしょう。




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